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【ONE PIECE】彼の性癖【トラファルガー・ロー】

第1章 彼の性癖(1)






興奮に掠れる声で色っぽく囁いたローは指先で優しく割れ目を開き、そのまま剥き出しになったクリトリスにまたもやしゃぶりついた。


「ひぁ…っ!あ…っもう…イきそう…!」

「ん…っ…イけ…」


濡れた唇でじゅるり、と吸われながら頭を左右に動かし舌で激しく擦られる。
とぷとぷと愛液がシーツを汚してはいるものの、今はそのはしたない蜜を舐め取られるよりこのままクリトリスだけで思いきりイきたくて無意識にローの口元へ小さく勃起する蕾を腰を浮かせ押しつけた。


「ぁあっ…あ…きもち…ゃ、あっ!イッちゃうっ…──!」


最後にはローの頭を掴み、自分の秘部に押さえつけながら大きく身体を震わせ絶頂を迎える。
痙攣している間も舌はしつこくクリトリスを刺激し続けてくれて、余韻に浸るときも、優しくぬるぬると舐められた。


「……最高に…エロくて可愛かったぜ?」

「っ…は……馬鹿…」

「…………なァ…もっと舐めさせろよ…」


毎晩、こんな調子でひたすら彼の舌に喘がされ度々達してしまうのだから、いざ彼のモノを挿入して──という頃にはいつも私の理性もとろとろで、積極的にもなれたりするのだ。
やっぱり愛する人とはひとつになって、一緒に気持ちよくなりたいけれど…こんな性癖の恋人がくれるとびきりの快楽と愛情は、とても、癖になってしまったりして。





end.
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