第5章 玩具
入って来たのは三人の男で、何かを手にしている。
桃色で卵型の小さなものと、それに繋がれたリモコン---AVで見た「ローター」だった。
「や…だめ… こっちこないでぇ……」
そんな言葉はまるでなかったかのように、男達は優香に近付いてくる。一人が優香の秘部の前に屈むと、太腿に這わせて電源を入れた。
「やあっ…!? ん、ふ…」
今まで感じたことのない刺激が優香の感覚を支配する。
ローターの出すその振動が太腿から優香の秘部へ伝わる。身体の奥がむずむずしてしまう。
他の二人は胸をローターで撫でまわして、時折敏感な箇所に触れさせる。他にも身体のあらゆる場所に這わせるので、なんだかむず痒く焦れったくて、優香は思わず身体をくねらせた。
と、下にいる男がローターを太腿から真珠へ移した。初めは横からで、次に上、最後に下からえぐるように真珠を持ち上げる。
「!?っっっああァぁああぁぁあっ!!!」
ぶるぶると小刻みに震える初めてのその刺激に、優香は一瞬のうちに昇天した。