第4章 やめられない身体
入ってきたのはやはり男だった。入り口付近にいた優香は男から離れようとするが、足がすくんで言うことを聞かない。
そうしている間にも男は洗い場に座り込み、まだそこにいる優香の腰を掴み自らの肉棒の上に落とした。石鹸が潤滑剤替わりになるのか、優香の秘部は肉棒をするりと咥え込む。
「んッ・・・」
しかし、男はそこから動こうとしない。だが腕を押さえられているので立ち上がって逃げることも出来ない。離れようともがけば自らに突き刺さった肉棒がこれでもかと主張してくる。ドクン、ドクンと微かに男の鼓動を感じる。
「んぅ・・・あんっ、」
優香はゆっくりと腰を振り始めた。それに伴って肉棒がどんどん硬くなっていく。
ダメだ。こんなことしちゃ絶対ダメだ。早く腰を止めないと。
しかし、やはり身体は正直で、頭でこんなことを思っていても止まってはくれない。むしろ先程より振る速度が速くなっている。
一度快楽を知ってしまった身体が、やめてくれるはずもなかった。
そして、このやめられない身体を、どこかで嬉しく思っている自分がいた。