• テキストサイズ

過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第73章 心臓は何処?









・・・謝罪?
それは一体何に対する謝罪なのだろうか?


アルフレッドは『アルフレッド・フォン・ヘルフ』という
貴族の名で名乗った。

コンラッドは平民で貴族ではなかったはずなのに、
何故か孫は爵位持ちの貴族になっている。

コンラッドかその子供が貴族と結婚して、そうなったのか・・・
或いは・・・・。


先程の落胆がどんどん悪い方向へと思考を持っていく。

コンラッドがソロモンと『迅鬼狼』を裏切ったんじゃないか、と。


このまま悶々と考えていても拉致が明かないと判断し、
ナナシはアルフレッドの誘いを受けることにした。

ただ、これは『副長』としてなので、
エルヴィンには内密にしなければならない。

エルヴィンにバレてしまえば、彼は首を突っ込みたがるだろう。


それは面倒だ。



/ 1001ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp