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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第64章 劇物







何故こんな事になってしまったのだろうか?

確かにナナシはエロい顔をするが、
女性までもが欲情するとは思わなかったと反省する。

男と女で症状が異なるのか、はたまた単なる個人差かはわからないが、
一つだけ断言出来るのはナナシが吸血すると吸われた人物(や周囲の人間)が
欲情するという事だ。

これは由々しき事態であり、もう自分以外の誰かを
吸血させる訳にはいかない。


他の男に寝取られるくらいなら卑怯な手を使ってでも、
早くナナシと既成事実を作るべきだ。

薬か何かを盛られれば、抵抗されずに抱けるかもしれない。

そうだ、それが良い。
ナナシの怪我が治り次第すぐに・・・・と考えて、
ハッとする。



今なら薬を使わずとも抵抗されることなく抱けるじゃないか!



すぐにナナシの部屋に行こう!と決断した時、
ふとリヴァイと目が合った。
エルヴィンとリヴァイは暫し互いを見つめていたが、
二人は同時に悟る。



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