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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第63章 気遣いと下心







部屋に行ったら、足の包帯を替えてあげよう。
跪くようにして彼の足を太腿に乗せて、
痛ましいその傷へ消毒液を塗る。

消毒液が傷に染みて痛みに震える姿を堪能したい。

もしかしたら、ちょっと可愛い声も出してくれるかも。
それを想像するだけで、ゾクゾクする。
あの小さく白い足に傷が残るのは耐えられない事だったが、それでエルヴィンの愛が変わるわけではない。



むしろ、その傷跡の責任を取るつもりでいる。



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