• テキストサイズ

過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第50章 日常的ストーカー








「私はお主の条件を二つも飲んでいる。
一つは懇親会への出席、二つ目は女装。
これ以上望む方が悪い。なので、私はどうせなら
ノーマルな奴と一緒に行く」

「それでは意味が無い!本末転倒だ!」

「では、懇親会自体行かない」

「・・・・くっ!」


苦悶の表情を浮かべるエルヴィンに対し、
ナナシが一歩も引かない姿勢を取っていると彼から
「では一体誰と行くつもりだ?」と尋ねられた。


ここでうっかり誰かの名前を言ったら、
その人物が抹殺されかねない・・・と思ってしまう程に、
目が据わっていたのでその問いには答えず適当にはぐらかしたナナシは、
その日から一週間エルヴィンに付き纏われる結果になった。









/ 1001ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp