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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第48章 秘められていた想い






「何かあってからでは遅いんだっ!
それに君は私のプロポーズを前向きに考えている身だ。
つまり、結婚を前提としたお付き合いをしている仲・・・
恋人同士となる!その相手が誰かに寝盗られるなど・・・
考えたくもない!」


発想が飛躍しすぎていて、思考が追いつかない!

恋人というのは・・・そういう間柄の事を言うんだっけ・・・?
と、ついエルヴィンの迫力に負け流されそうになった。

人間の恋人の定義がよくわからない。


あれ・・・?
ちょっと待て。

自分はエルヴィンのプロポーズに必ずしもイエスと答えるとは
限らないのに、結婚を前提としたお付き合いをしていると
言えるのか?

というか付き合っているつもりは無いし、
私情を捨てろと何度も彼には言っているはずなのに、
どうしてそうなった!?


グルグル一生懸命考えて出た結論は・・・


「お主とは付き合ってない」


という事だった。

その答えにエルヴィンはチッと舌打ちする。
どうやら、何とか言いくるめようとしていたらしい
・・・危なかった。


「あと、リヴァイとミケは得難い逸材だ。殺すなよ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・わかっている。冗談だ」



何だ、その間は!
即答しろ!



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