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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第46章 変態が絡む理由








「外でお金を稼いでくるから建て替えておいて貰えるか?」


ナナシはあまりお金を持ってないので、
働いて稼ぐ必要がある。

貧乏兵団である団長のエルヴィンに甘えてばかりでは
流石に申し訳ないと考え、そう提案したのだが・・・
全員がもっと微妙な顔をしてしまった。


「外で稼ぐって一体どうやって?ここで働いている以上、
ナナシにそんな暇は無いはずだ」

「少し睡眠を削れば問題ない。昼間は兵団で働いて、
夜に出稼ぎをすれば良いのだ」


エルヴィンの問いに自信満々で答えると、彼の愁眉が寄る。


「・・・・夜に何の仕事をするつもりだ」

「ちょっと酒場に行って、酔っぱらい相手に・・・」


「「「「「却下だっ!!」」」」」


ナナシが言い終える前に全員に却下された上、
説教まで食らう羽目になり、ナナシは何故皆が反対するのか
理解出来ないでいたが、エルヴィンの変態スイッチが
入ってしまったので反対理由を深く考える事を放棄した。





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