• テキストサイズ

過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第31章 本来の目的








「ねぇ、この下着どんな顔して選んだの?
紐が食い込んで痛いんだけどさぁ。
ナナシがこれ穿いてるの、想像したの?」


からかいを含んだ笑みで言われたエルヴィンは口を噤む。
想像して何が悪い、と心の中で開き直ってみたが


「・・・…これからナナシに何かプレゼントする時は、
ナナバを通したほうが良いよ?
常識あるからセクハラな物は多分受け付けないし、
エルヴィンも危ない橋を渡らないで済むはずだ」


奇行種であるハンジにまで指摘されると、
流石のエルヴィンも凹んだ。

自分の何が間違っていたのか検証するべきなのかと考え、
大して美味しくもない夕食に口をつける。

昨日よりも味気なく感じる食事に、気分が降下していくのがわかった。


あぁ、昨日の夕食は美味しかったな~と軽く現実逃避していると、
ノック音が響きナナバが紙の束を抱えて入ってきた。










・・・・・・・・・・・・・嫌な予感。
















/ 1001ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp