• テキストサイズ

過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第26章 エッカルト・アーデルハイトの日記1





そこまで日記を読んだエルヴィンは
二重底になっている引き出しの奥に日記帳を仕舞い、
口元に笑みを浮かべた。


地下室から秘密裏に持ってきた日記帳には
大変興味深い内容が書かれていて、興奮が収まらなかった。

所々解読が必要な部分もあり、読むのに時間が掛かってしまうが
読み進めていく度に
「一体何が書かれているのだろうか」という高揚感が湧いてくる。



調査兵団以外に壁外遠征を行っていたという
『狼』という組織は一体何なのだろうか?

民間の組織だったらしいが、そんな組織聞いたことも無い。


彼らが巨人を倒す際、
使っていた戦闘方法はどうやれば使えるのだろうか?

この日記帳を読む限り、
普通の人間が使用できる代物とは思えない。

第一部隊への昇進試験後にエッカルト少年も使えるようになった事から、
この時期に何かが行われたのだろう。



短期間で超人的な力を手に入れられる何かが・・・・。



その秘密を知っているだろう『団長』か『副長』に会ってみたいものだ。





/ 1001ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp