第1章 夏祭り/H×H&ケロロ軍曹
「俺様はヴァイパーY(イエロー)お前を……」
「めんどうだから言わなくていいぜ クークックックッ」
クルルはパソコンをカタカタしながら不敵な笑みを浮かべた
「いや、でも決まり事と言いますか……」
「お前の情報丸見えなんだよね〜」
「は?」
「クックックーなら言ってやってもいいぜ…ヘソクリの在処からコンプレックスまで」
クルルは操作系そして今言ったことはハッタリではない
操作系能力を使いネットを操作しあらゆる情報を手に入れる気になるあの子のほくろの位置から宇宙の星まで…なんて恐ろしい……
情報盗みの黄客(イエロークラッカー)
「分かったからもう黙るガラ!」
「これを拡散されたくなかったらそれなりのもんよこしな」
2匹?が会話をしているとヴァイパーの後ろの木の陰からシャルナークが出てきた
「誰だ?……あれ?体が動かないガラ!」
「へぇ〜おじさんって本当はそんな姿だったんだ…もしかして宇宙人?」
クルルは今地球人スーツを装着していないためいつもの姿だった
「しつこい奴だぜ…クックックー」
「君の体借りるよ…まぁ返すときは壊れてるけど」
「待つガラ!」
携帯する他人の運命(ブラックボイス)
シャルナークは後ろの木の陰に隠れた
「携帯する他人の運命……アンテナ刺して自由に動かせる操作系能力か…」
ヴァイパーは光線銃でクルルを撃ったがクルルの前に土の壁ができていた
周りの物は全て盾(オールシールド)
「俺から半径4m以内の無生物を自由に動かせるぜ」
「中々やるなー」
「体が…体が勝手に動くガラ〜」
「遊びは終わりだぜ…クックックー」
操られたヴァイパーは光線銃を乱射したが土の壁に遮られクルルに当たることは無かった
「5…4…3…2…1」
1とカウントした時ヴァイパーはエネルギー弾が真上にあることに気づいた
「ガラ?」
それは一瞬で爆発した
ヴァイパーはその場に倒れ込んだ
「あちゃ負けちゃったな…」
頭をかきながらシャルナークは闇に消えていった
ヴァイパーに当たったのはギロロの赤い弾丸である
クルルは情報盗みの黄客によりいつどこに落ちるのか把握済みだった
「クークックックッ」
ヴァイパーY(イエロー)撃破!!