第8章 上皇水尾×御門
一方、三人の狂宴はまだ続いていた。
「うそ…御門…」
また…?
瑠璃の中で一度果てた御門の欲望が
またむくむくと膨らみ
瑠璃の中を満たしつつあった。
『そうみたいだねぇ…
俺には鏡の力で操られているのは
わかってるけど…身体が勝手に
アンタを求め続けるらしい。
多分、心の臓が止まるまで…』
御門は話しながらも、今度は
瑠璃を膝の上に跨らせる体勢になり
下からゆっくり突き上げ…
御門の長い髪が妖しく揺れる。
「あぁぁんっ…はぁ…
御門…鏡のこと知ってたね…
そんなに恐ろしい…ものなの…?」
『これまでも多くの欲にまみれた
人間の命を奪ってきたのを感じるねぇ。
それでもやめられないんだから
怖いよねぇ…
頭の悪い鼠たちはそこまで考えて
なかったんだろうねぇ。』
「鏡?何のことだ…?」
水尾が瑠璃の横に立ち
いきり立ったものを差し出してくる。
瑠璃は御門にしがみつきながらも
水尾を口に受け挿れた。
水尾さまは何も気づいてないんだ…
あぁ…どうしよう…このまま…