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新章イケメン大奥✳︎逆ハーレムの世界✳︎〔裏〕

第6章 麻兎


月明かりにチラリと見えたのは…眼帯?

支えを失い、
ふらついた瑠璃を支えてくれたのは


麻兎だった。


「…麻兎…?あさ…うっ…怖かっ…」


「瑠璃…すまない…」


麻兎は少し早目に合流できることになり
途中まで迎えに来たところ、
倒れた護衛団を見つけ
ここまで探しに来てくれたのだった 。


「何とか間に合って良かったが…
怖い思いさせたな。
少しだけ一人でいられるか?
こいつらを
このままにしておけないからな。」


「やっやだっ…!」


取り乱し泣きじゃくる瑠璃に
麻兎は思わず口づけていた。

触れるだけの優しい口づけ…

しばらくして
少しだけ落ち着きを見せた瑠璃の頭を
ぽんぽんと叩くと、麻兎は男たちを
縛り上げ森に運んで行った。
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