第6章 麻兎
瑠璃の切ない叫びも、
男たちにとっては媚薬のようなものだ。
「んんっ…」
男たちの手や舌が身体中を這い回り…
瑠璃は嫌悪感の中に時々見え隠れする
快感に、おかしくなりそうだった。
かろうじて着物はまとったままだが
男たちのいいように乱され、
二つの膨らみも、熱で潤んだ
瑠璃の最も敏感な部分も
残らず男たちに蹂躙されている。
「おっ、もう溢れてきやがった。
さすが大奥中の男たちを食い物に
してるだけはある。」
「違っ…!いやぁ…ん!あぁっ…」
その時蝋燭の灯りが消え
瑠璃の太ももを割り、
濡れた蕾に夢中で吸い付いていた男が
突然ドサっと倒れた。
「うっ…」
暗がりの中でその他の男たちも
次々と倒されていく。
だ、誰…?