第5章 永光〜お万の君〜
「フフッ…素直過ぎるくらいですね…
他の殿方には
絶対に知られたくない薬です。」
永光は、繋がったままの瑠璃を
うつ伏せに寝かせると、
その腰を持ち上げ
自身の腰に打ち付けた。
「うっ!…はぁ…あっ…あっ」
いきなり深まった挿入に
瑠璃は一瞬痛みを覚えたが、
それはすぐに
とてつもない快感に変わった。
「あぁ〜!…奥が…いっぱい…」
秘薬の効果であまりにもはしたない姿を
晒す瑠璃に、永光ももう限界だ。
「はぁ…瑠璃…
何度でも逝ってください。
でも…わかっていますね?
その時は…どうするんですか?」
「見てますっ!永光さんと私が…
あぁっ…逝く…逝くっ…」
瑠璃は鏡の中の情景を
目に焼き付けながら何度も果てた。