第4章 鷹司
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
続けざまに何度か達したあと、
肩で息をしながらも
潤んだ瞳で悩ましく視線を絡ませてくる
瑠璃を見て…俺は確信した。
瑠璃はすでに女になっていた。
信じられないが…間違いない。
城下に想う奴がいたのか?
それともこの大奥で…いつの間に?
他の男に抱かれる瑠璃の姿を想像すると
胸がキュッと痛むのとは裏腹に
俺自身が更に熱くたぎるのを感じた。
今はそんなことを考えてられねぇ。
俺はもう…いつの間にか瑠璃に
すっかり惚れていることに気付いた。
早くお前を俺のものに…
瑠璃のしなやかな脚を掴み、
俺の身体を割入れる。
はは…すげえ…余裕ねぇかも…
俺のそれは、見たこともないほど
反りかえり、濡れ光っていた。