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新章イケメン大奥✳︎逆ハーレムの世界✳︎〔裏〕

第4章 鷹司


瑠璃を好きか…
そんなことはわからねぇ。
ムカつくことに、俺には今まで
恋愛の自由すらほとんど無かったし。

でも、あいつはなんか危なっかしくて
ほっとけねぇんだ…

さっき春日局に言われたことが蘇る。

子をもうける為に、瑠璃には夜伽を
相手にする毎日が待っていること。
でも正室が決まり、その男との間に
子が期待でき、瑠璃もそう望むなら…
一人と添い遂げる道もあるということ。

それを聞いて…
俺は居ても立っても居られなかった。

あいつがいろんな男を相手にする
生活を望むわけがない!
あいつは本当に純粋なんだ。

何より俺が…そんなこと…
許せねぇ。

この気持ちはなんだ?

春日局から、明日の初の夜伽に
正室第一候補の俺を指名しても
いいかと打診があった時、
思わず受けて立っていたけど…

いいのか?それで…
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