第16章 最終章〜sweet&sweet2〜
火影の真剣な瞳に射抜かれて
私はゆっくりと脚を開いた…
そして、火影が指先を滑らせ
脚の付け根に到達すると
くちゃり…と音がする。
「あっ…やっ…!」
目の前にある、
上気した火影の顔と見つめ合いながら…
その状態でさらに指を動かされる。
くちゃっくちゃっくちゃっ…
という水音は
激しくなるばかりだ。
「わかるよね…瑠璃…
ものすごく濡れてるよ。
俺の指にどんどん絡みついてくる…
いま触ってるところより
もっといいところ触ってみようか。
瑠璃はどんな声を
出してくれるかな…?」
「なんか…火影…意地悪…」
思わずつぶやくと、火影は
息のかかる距離でくすくすっと笑った。