第13章 上皇水尾【二】
「自分で動かせるな?」
うつ伏せのまま顔で上半身を支え
お尻を高く突き出す…
これ以上無いくらい恥ずかしいのに
私は言われるままに張り方を手にし
自ら出し入れを繰り返した。
「あぁ…っ!」
初めてのその行為に没頭する私に
さらに追い打ちをかけるように
水尾様の指が伸びてきて
こりこりに尖った突起を
強く揺らし始めた。
「ひゃあっっ!!あぁぁん!あぁ~!」
あまりの快感に、
張り型を自分では動かせなくなると
水尾様は私の手から奪い、
片手で出し入れしながら
もう一方の手で
突起を更に激しく触り続ける。
私は空いた両手をつき身体を起こし
猫のように背中をしならせながら
その刺激を全身で受け止めた。
「ああああ…!!!逝く…っ…!」
……………………
昇りつめた私は、しばらく身体を
投げ出したまま動けなかった。
その間も秘部は熱を持ち、
大げさなほどひくひくと
痙攣を繰り返している…
「ふっ…つくづく可愛い女だ…
瑠璃、これからお前を抱いてやる。
しっかり俺を見てろよ…
俺がお前を抱いている間、
目を逸らすんじゃねえ。」