第12章 緒形の診察室~午後編~
「では…
襦袢だけになっていただけますか?」
「えっ…はい…」
知らないお医師様だったらいいのに…
なんか恥ずかしいなぁ…
瑠璃は薄い襦袢一枚になった。
「どうぞ
横になってくつろいでくださいね。
まずは春日局様の
手解きについてですが…
あぁ、瑠璃さんはその前に火影さんと
同衾したのでしたね。
いかがでしたか?」
「えっ?」
「火影さんとの情交は
いかがでしたか?」
「えっと…優しくて…」
「昇天なさいましたか?」
「はい…あの、緒形さん…
こんな質問必要なんですか?」
「おや、瑠璃さんは
私が騙しているとでも…?」
「ま、まさか…!ごめんなさい。
全部きちんとお答えします…」
「ありがとうございます。
瑠璃さん…乳首が襦袢を押し上げて
苦しそうですね…少し失礼しますよ。」
緒形さんはいつもの優しい微笑で
私の襟元をくつろげ
胸元を露わにしてしまった。