• テキストサイズ

新章イケメン大奥✳︎逆ハーレムの世界✳︎〔裏〕

第9章 火影【ニ】


「………瑠璃様、着いたよ。」


「え…?」


見たところ辺りは木々に囲まれている
森の中の泉のようだ。
目的地は火影が知るどこかの建物だと
思っていた瑠璃は驚いた。



「!…綺麗…」


景色のあまりの見事さに
落ち込んでいることも一瞬忘れ
瑠璃は感嘆の声を漏らした。

その様子を見て
瑠璃の様子をずっと気にしていた火影も
ホッとした表情になる。


「でしょ?隣には温泉も出てるんだよ。
俺の秘密の場所なんだ。
江戸から遠いのに…
瑠璃様と一緒に来られると思って
なかったから嬉しいよ。」


前と変わらない人懐っこい優しい笑顔。
瑠璃はまた胸が苦しくなった。
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp