第1章 novel.1 丸井ブン太の家庭教師
「これだからお子様は。機嫌がコロコロ変わりやがる・・・なんでこっち向くんだよ」
中学生にもかかわらず、成長しまくりなこの身体はすでに私と頭1つ分の身長差がある。
「だって窓に息かかって曇るし。お前とは一回りも違う大人だぞコラ」
はぁはぁしているみたいで窓が曇るのは少し恥ずかしい。
ブン太を見上げると、窓の外をずっと不機嫌そうに見ている。
「なんか怒ってんの?・・・このネックレスかっこいいね」
赤い髪にゴールドの太いチェーンが良く合っていた。
ネックレスに手を伸ばして触ろうとしたらブン太と目が合い、その腕を掴まれた。
「あいうのその服。俺のおさがりのシャツ。」
ブン太は服装のセンスが良く、この白に薄く青のストライプが入ったシャツも成長して着れなくなったやつをもらって着ている。
「私の服はほとんどブン太のおさがりだよ。貧乏だからね。シャツが?」
自分が着ている服を見るが何も変ではないと思う。
胸元のボタンが飾りボタンになっていて、一番のお気に入りなのだ。
「上から谷間が見えんだよ。襲うぞコラ。」
自分のシャツの胸元を広げると胸の谷間と白いブラが電車と一緒に揺れていた。
「広げんな!」
いきなり大きな声を出すのでびっくりして胸元を広げたままブン太を見上げた
「てめっ!誘ってんのか!」
慌てて胸元を隠す
「ちがっ・・ぁ・・」
顔を下向けたらブン太の股間が少し大きくなってる気がした。ジーンズだからあまり違いが分からないけど、思わずブン太を見上げるとニヤッと悪い笑みを浮かべていた。
「あいうのせいだろぃ?責任取れよな」
腰を押し付けられお腹に硬いものが当たった。
「やっ・・やっぱり大きくなってる・・ここ電車だよ?変態なの?」
「あと3駅で降りるから。降りたら勃起してんのバレないようにあいうのこと抱っこして行く。それまでは俺の悪戯タイムだ」
小声で楽しそうに囁くとブン太は私の脚の間に膝を割り込んできた。
すっぽりと抱きしめられ、ブン太の手がロングスカートを捲っていく。
「あっ・・おしり触らないで!だめ!だめ!」
こっちもなぜか小声で抵抗するも、パンツの上からお尻を揉みしだかれる。