第3章 優しいメンバーの素顔
撮影が終了し事務所に戻る、ロケバスの中で山田は流星を睨んだ
山田[……はぁ〜]ため息をついた
流星は慎太郎の隣で寝ていた
疲れのたまっているのだが
事務所に着くと、流星の服を引っ張った
流星『う〜ん』と言って山田を見た
山田[起きろ、着いたぞ]と言って冷たくした
流星『すみません、起きます』と言って起きようとすると
山田[待ってろ]と言って自分で流星をお姫様抱っこした
流星『涼介様……下ろしてください、重いですから』と言ってじたばたしていると
山田[流星、大丈夫だよ、知念より軽いから]と優しい口調になった
流星『涼介様……』と言って服に顔をうつめた
山田[ほら、行くぞ]と言って楽屋へ向かっていた
少し冷たい涼介様だけど、僕はその涼介様が好きなのだ