第6章 ~9月~
「……………………好きです……………………櫻井先輩のこと。」
翔「そっか。じゃあ、付き合お?
で、苑華の命日に一緒に報告行こう。
恋人になりましたって。
だから、もう、泣かないで。」
そう言うと、櫻井先輩は、kissしてきた。
でも、それがなんか心地よかった。
「先輩……………。
命日ってなんですか?」
翔「へっ?」
「苑華まだ死んでません。
意識がまだ戻らなくて、病院で入院してます。」
翔「嘘。」
「ホントです。」
翔「じゃ、じゃあ!
意識が戻ったら、報告しに行こうね!」
「はい。」
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初めて彼氏ができました。
結ばれる運命だった人と。
『高牧 苑華』という存在において………