第6章 ~9月~
そして、櫻井先輩が話始めた。
翔「俺たち、あの頃から携帯持ってたから、ずっと連絡も取り合ってて、#NAME1#ちゃんってことは知らなかったけど、仲のいい親友と彼氏がいることは知ってたんだ。
でも、中学3年の夏から連絡が取れなくなって、受験で忙しくなったんだと思ってた。
でも、そんなことがあったんだね。
知れてよかった。
それに、俺、苑華ちゃんの親友に会うの、少し楽しみだったんだ。
どんな子なんだろうって。
それが、#NAME1#ちゃんだったなんて。
なんか、運命だね。
ねえ、#NAME1#ちゃん。
その話しても、まだ俺のこと好き?
俺は、#NAME1#ちゃんのこと好きだよ。