第1章 *恋の種*
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だけど最後の砦
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この鍵だけは返さなかったよ!
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いつ鍵の事言われるかと思って
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ドキドキしてたけど大丈夫だった!
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これさえあればまたいつでも家に行ける!
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で、休み前になると翔ちゃん家に行ってご飯作って待ってた
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最初のうちは
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翔「っざけんなよ」
とか
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翔「勘弁してよ」
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って言ってたけど4回目ぐらいから何も言わず受け入れてくれてた(笑)
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あたし案外心強いんだって自分で気付いたよ
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毎週金曜になると
が来る
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ドアを開けると玄関で待ってたり
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翔「うわっ!」
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「翔ちゃんシーッ!」
ってビックリするっつ~の!
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