第1章 *恋の種*
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ご飯の用意してたら寝癖がついたままの翔ちゃんが
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洗面所から出てきて
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寝起き丸出しの顔でダイニングのイスに座った
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「不細工だな…(笑)」
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小声で言ったつもりが
聞こえてたらしく
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翔「うっさいわ」
って返事が帰ってきた
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「(笑)だって凄い瞼腫れてるよ」
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翔「分かってるよ時間たったらなおんの!」
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「そっか(笑)なおるなら良かった♪じゃ食べよ♪」
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翔ちゃんは割と何でも
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「うめぇ~!」
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って食べてくれるから軽い気持ちでご飯も作れる
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食べ終わって後片付けをして帰る用意をする
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「じゃあね!また」
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翔「おぅ!飯美味かった!ありがとう」
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「(笑)いつでも作ったげるから言ってね、バイバイ」
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元気に帰ってたけど
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結局あいつ何しに来たんだっけ…?
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