第8章 Love Situation
ー二宮Sideー
「いいねー、毎日愛する人が近くにいるって」
「いいだろー( ・´ー・`)ドヤ
でも集中できないってのが、仇となりますが…笑」
「今回の、にのセンターだからニノのカットが多いみたいよー」
まじか…
歌詞間違えたらどうしよ…
5人でフォーメーションを確認し、カメラの方を見ると、とバッチリ目が合った。
優しく微笑むその瞳に“頑張って″と言われてるような気がした。
本当はの為だけにかっこいい俺を映したいところだけど、の為だけにかっこつけた俺がそのまま、PVとなって世に出回るのをは嫌がるので、いつも少し抑えめですね、はい。
何せ、他でかっこつけてる俺にいじけるが最高級に可愛くてね!
そんなところも大好きなんでけどね、いじけてるのをわざとついて、最終的に“ヤキモチです″と言わせるのが大好きなんですよね!!
…やべ、ちょっとかなり重症かも…笑
「カットー!チェックしまーす」
「一発OKがいいな…笑」
そんな話をしながらチェック待ち。
「OKですね!お疲れ様でした!」
『おー!!』
俺たちは顔を見合わせてハイタッチ。
『お疲れ様でしたー!!』
なんとか一発OK。
俺も歌詞を間違えないように結構頑張った笑
「にのっ!楽しかったね!」
「なんでそんなテンション高いのよ笑笑」
いつにも増してテンションMAXの相葉氏を見て、翔ちゃんが大爆笑。
「だって、今日言うんでしょ?」
「えっ?今日言うの?」
「今日は、言わないよ?そんな、俺、心の準備出来てねぇし…」
「えっ、今日言わないでどーすんの?2年目記念なんでしょ?」
目をまんまるくさせて翔ちゃんがそう言う。
「…あっ、そっち!2年目の話ね!あー焦った笑」
「え、もしかしてあっちの話だと思った?笑」
「うわー、心の準備出来てないとか言っときながら、自分が一番あのこと考えてんじゃん笑」
たしかに…笑
あーめっちゃ恥ずかしい……。
「あれはツアーの最終日だもんね!」
「もう、その話はすんなって…。相葉氏言うとバレる笑」