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大好きだから…(長編小説)
第4章 魅月と僕
僕はツナんちに戻った。
「ねぇ…」
僕がそういうと、皆が僕を見た。不思議そうな顔をして。
「魅月……」
「黒唖…?」
「昔の約束、覚えてる…?」
魅月は、覚えてる…?
「大きくなったら、マフィアの一員になるってこと?」
やっぱり、覚えてなかった。
忘れちゃったの…??
「その後だよ」
皆黙って僕らの会話を聞いている。
「一緒に戦おうねっていったの、覚えてる?」
「あっ!!」
魅月は、思い出した顔をした。
「約束、破るの…?」
「えっ!?」
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