第2章 新しい属性!?
*教室*
あー…。属性のせいで集中できないじゃんか。
「おい鳴海、この問題解いてみろ」
「は、はいっ!?」
いきなり呼ばれたから、声が裏返った。
「…………」
全然わかんないよぉ!
誰か助けてー!!
「なんだ?わからないならいいんだぞ?無理するなよ」
すると手が上がった。
武だった。
「先生!それ、俺できるんでやりたいのな♪」
「お?珍しいな、山本。んじゃ、鳴海、戻ってもいいぞ」
なんか、助かったの?
武、ありがと。
口パクでそういうと、わかったのか
「礼はいらねーぜ」
と顔を赤くしていった。
こうして、授業が終わった。