第4章 甘い甘い夜のできごと
ヨル「…っ!!」
ガッ!!
ようやく、血を飲む気になった兄
肩をいきよいよくつかみ、
僕はもうされるがままー
リタ「っ!!やっぱ、嫌…だ…!!」
ヨル「もう、おせぇ…!!」
ジュッ…!!
リタ「んふっ…!!あ、あぁ…!!」
痛い…、前よりすごく…
嫌だ、怖い…痛い…!!
リタ「あぅ…ぅ!!ひ、ぁ…んん!!」
ヨル「は…っ!!全然足りねぇ!!まだこんなんじゃっ!!…ん!!」
リタ「ひぅっっ!!あぁぁぁぁ!!痛い、よ…っ、うぁ…あ、…!!」
しばらく、こんな状況が何分も続いた
お兄ちゃんはたまに顔を離し、吐息を
漏らすが、また首筋に食いつく
貧血になりそう
そしてなにより、この痛みになれない
リタ「ふぁ、あぁぁぁ…!!!!」
ピチャッ
リタ「んぁ?!」
突然のことだった
痛みが消え、またあの感化…
熱く甘い刺激が首筋から全身へ響きわたった
ヨル「…ありがとな ご褒美だ…ん…チュッ」
リタ「んひぁっ!!ふぁ…あぅ、はぁぁっ…」
一瞬で僕は快楽に支配された
もっと、もっと欲しい
リタ「はふ、ぅ…ん、あぁっ…!!」
もっともっと…
欲しいー!!
甘えた子猫ように、僕は
兄の首筋に手をかけ、頭をすりつけた
ヨル「もっと…欲しいのか?」
僕は黙ってうなずいた
ヨル「…ん、チュウ」
リタ「ひゃんっ…!!」
あぁ…お兄ちゃんに溺れてしまいそう
お兄ちゃんが与えてくれる
とても甘い快楽
ヨル「カプ…」
リタ「ふぁ、んっ!!」
いい…もっと…
ヨル「…はぁ、はぁ…貧血になっちまうぞ そろそろ終わりだ」
リタ「ん…は、はぁ…」