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禁断×ヴァンパイア

第10章 弥優 キョウ


ルナ「マスター、そろそろお時間が。」

ルイ「あ…もう時間か… リタ、また明日学校でね」

と、言いながら窓の外へ
そして

ルイ「ん! リタ、弥優 キョウは気をつけた方がいーよ…?」

リタ「え…??」

強い風がふく

ルイ「だって…弥優 キョウ…は、……ハンターの…だから」

風がふいて聞き取れない

リタ「なんて言っ…?!」


聞き返そうとしたその時にはもう
消えていた

だがこれだけは聞き取れた


『弥優 キョウは……ハンターの…だから』



よくわからない
ハンターの、なに…?




よく眠れぬまま
学校に行く時間が来てしまった



ヨル「リタ?おーい…生きてるかー??」

リタ「…!!し、死んでないよ」

ヨル「わかってるよ よく眠れなかったのか??」

リタ「あ、ん…そうなんだよね」

ヨル「授業中寝るなよ で、リタ腹へった 何も食ってない」

リタ「あぅ、そ、そなの?僕のお弁当少し食べる??お兄ちゃんが作ってくれたんだけどね…今まだ少し時間あるし…」

ヨル「は、はっ…そんなんいらねぇ」

リタ「え、お兄、ちゃ?…はぅっ」



-吸血

首筋ではなく
耳たぶ

初めての刺激
しかも久しぶりの甘い甘い快楽だ

リタ「んっ…!」

ヨル「っはぁ…なんか、甘味がましてる気がするな…んんっ、美味い…」チュウッ

リタ「ひゃ…ん、ぅあっ…」

ヨル「ふ…んんっ…」













リタ「え、今日…弥優くんお休みなの?」

アヤメ「うん、お父さんの仕事の関係でなんか休みらしいよー!なんだっけ…ハンター?」

リタ「!!」

アヤメ「ヴァンパイア、だっけ?あ、そうそうヴァンパイアハンターだったと思う!!ヴァンパイアって本当にいるもんなのかね」



その頃 ちょうど
月蘿さんが教室に入ってきた



ルイ「…おはよう」






11章へ続く
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