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禁断×ヴァンパイア

第1章  いつもの終わり


あぁ 誰か 僕をここから助け出して
このいつもの日常を終わらせて

僕が願うそのいつもの日常の終わりは
突然やってきた―


「...ん」

今日もいつものように朝が始まる

あれ?なんでイスで寝てるんだろう
あぁ、またパソコンのやり途中で寝てしまったんだ

コンコン ガチャ

リタ「...お兄ちゃん??」

ヨル「おいリタ 学校行くぞ」

リタ「...僕、行きたく、ナイ」

兄のヨルは一回ため息をつくと言った

ヨル「わかった 下に朝食つくったからちゃんと食え あといい加減その僕っ子直したらどうだ?女なんだしよ」

リタ「僕は僕だもん...」

ヨル「へいへい...んじゃ俺は行くから」

と言うとお兄ちゃんは僕の部屋の扉をしめて『月森学園』へ向かった

少し青くて前髪がなにげに長い髪
ととのった顔
透き通った肌
黒くて凛としてどこか涼しげな目


僕はお兄ちゃんの目が好き
見てると吸い込まれそう

いつものように僕はそんなお兄ちゃんの作った朝食を食べ、パソコンを開き、時間がたって夜を迎えた

リタ「お兄ちゃんの帰りが遅い...せっかく部屋から出てきて、玄関で待ってるのに...」

なんかあったのかな?玄関で待つのをやめ、部屋に入り、パソコンを開こうとした
その時―

ガシャーン!!!!

リタ「ひゃぁっ!!」

部屋の窓が破れた

な、なんで...?!

ギシッ...

リタ「っ...」

破れた窓から入ってきたのは、僕の大好きな大好きなあの人

リタ「お兄ちゃん!!どうして...あ...」

銀色になびくかみ 赤い目

ちがう、お兄ちゃんだけどお兄ちゃん...
じゃない

リタ「あ、あ...」

お兄ちゃんはゆっくり近づいて僕の首筋に顔をうずめたその瞬間

ヨル「リタ...抵抗するなよ」

リタ「ふぇ...??っ!!ひぅっ」

首筋に暑い何かが走った

ヨル「ん...」チュ チュル

リタ「ふぁ、んぅ...いっ...た...」

お兄ちゃんはいったん首筋から顔をはなすと、舌なめずりをした

ヨル「...ふ、」

お兄ちゃんは吐息を漏らすと、
僕にいやらしく微笑んだ

その笑顔にある口元は僕の血で汚れ
少し、八重歯が覗いていた

リタ「はっ は... おにい ちゃん...なの??」

ヨル「今は黙れ」

お兄ちゃんは耳元で囁いた






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