第5章 精神世界のあれやこれ
『で、父さん
九尾のことだよな』
一気に話題転換
駄弁ってたらいつまでたっても話が進まねぇ
脱線してくだけだ←脱線させる張本人
九尾の名を口にすると父さんも母さんも真剣な顔になった
クシナ「九尾はどうしたんだってばね」
母さんや、急かすなよ
『九尾、もとい九喇嘛ね
もう、封印解いちゃった☆』
………………………沈黙
ヤメテ、この沈黙
すっげぇ痛い
そして父さんも母さんも
ハァァァアアアァァ!!!???
って顔なってる
すんげぇ顔、ギャグ漫画みたくなってるwwwww
そしてまた母さんがハバネロになろうとするから
まずは説明か
『あー、母さんキレないで!
もう和解して大丈夫だから
それに九喇嘛はただ操られてただけなんだから
そこまで責めんなよ〜』
説明終了♪
我ながら超ザックリな説明だな
そこで父さんがふと、何かに気がついたかのような視線をこちらに向けて来た
ちょ、イケメソな顔でそれ以上ガン見されたら俺の頭沸く‼︎
ミナト「ちょっと待って、ナルノ
九尾が操られてたって⁇」
やっぱり気づくんだ
『そう
九喇嘛は操られてただけ
父さんなら知ってるよな?九喇嘛の事を操れるような術があるとすれば…』
ここまで言えばわかんだろ
ミナト「写輪眼…」
父さんは思い当たったかのようにそう、写輪眼と呟いた
その言葉に母さんは驚いてたけど
『父さん大正解
じゃ、誰が操ったのかヒントな
1.父さんが知ってる
2.当たり前だけどうちは一族
3.その人物は今でも死んだと思われている
4.カカシと同期
5.父さんの教え子だった』
父さんは
ハッ、と息を呑み
ミナト「まさか…オビト……?」
そう言った
こんだけヒント出して答えられなかったら
父さん火影として失格だと思ったケド、大丈夫だったみたいだな