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突然僕の目の前に現れた少女はトリップして来たようだ。

第1章 トリップ!!


貴女side

突然ですが私、 咲紅野栞はイジメとやらに逢っています。そして今は全力で逃亡中。
だってなんかバットとか竹刀持って追いかけ回されてるんだもんww誰だって逃げるよ。
私何にもしてないよ?よって理不尽!!

「はぁ…3次元マジ辛いわ~理不尽過ぎて死にたくなってくる。あと、もし願いが叶うなら2次元に誘って欲しい。そして贅沢を言うなら黒バスの世界で赤司が居る所が良い」

とか考えて呟きながら走っていた私は自分の向かっている場所の手前に階段が有る事を思い切り忘れていた。
そして目当ての所を見つけてラストスパート
スピードを上げて突っ込んで行った。
もちろん、階段?そんなもの有ったの?って状態で♪

「(゜ロ゜;!階段…だと…!そんな事聞いて無いぞ?落ちるー!と言うか現在進行形で落ちてるー!」

これ痛い絶対痛いよね。私痛いの嫌だよ!?
痛いの嫌いだもん!

そう思って目を瞑ったけど予想した痛みは無くて何故か私は何処かの床にヘタリ込んで座っていた。そして立ち上がったと同時に身の危険を知らせる声がした。

??「危ない!伏せろ!」

何処かで聞いたことある声だな~と思っていたら鈍い音と共に頭に痛みを感じた。みて見ると…!

「バスケットボール?何で?」と呟いた。

??「すまない。大丈夫か?」

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