第7章 巨人と訓練
すると、兵士の人たちから私の能力は信用できないという声が上がった。
これに関しては私も当然だと思う。
いきなりやってきた奴の術に身を任せて訓練なんて怖くてなかなかできないだろう。
相手の考えもわかるのでどうしようかと考えていたらエルヴィンさんが見本を見せよう、ということになった。
そして見本役に選ばれたのはリヴァイさんとハンジさんだ。
リヴァイさんには思いっきり巨人を全力で倒して貰うい、ハンジさんには巨人の口にとびこんで貰うこととなった。
ハンジさんは幾ら模擬だとしても巨人の口に飛び込むということに他の兵士達が反対を示しているが、なんの意にも返さず嬉々として楽しみにしている様子だ。
天姫「では2人はどのレベルでいきますか?」
ハンジ「5!」
リヴァイ「5でいい」
なんと2人からレベルMAXをいただきました!
私は早速地面に手をつき術を発動させた。
森に用意してた術式から次々と巨人が出て来るのがわかり、兵士達は緊張していた。