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進撃の世界にまさか…!!!

第5章 憲兵団と調査兵団






ナイル「なっ…!やはりお前達は危険だ」

・・避けただと?!



私は地面から小刀を錬成してナイルに歩み寄って行った。



天姫「そちらが先に攻撃してきたんだ。殺り損ねたら次は自分が襲われることをちゃんと考えてた?
ま、私を狙ったのは正解だ。

…もし、他のみんなを狙ったなら今頃首と胴体が対面してるところだ」



私は無表情でどんどんナイルに近づいた。
そして、小刀を構えたときだ。



ガンッ!!!



私の身体はいきなり横から強い衝撃を受けて吹っ飛ばされた。



天姫「ぐっ…」

・・・痛っ!骨軋む…!




と、思いながらバンッ!と壁に打ち付けられた。
そして私の首筋に刃を添えられ、取り押さえられた。
いきなり誰が攻撃してきたのか確かめるために目線を上げてみるとそこにはリヴァイさんがいた。



ナイル「リヴァイ、そいつを早く殺せ。
今ならできるだろ!
そいつは危険だ!」


リヴァイ「何言ってるんだ。俺たちはこいつらの力を利用しようとしてるのだから殺すわけねぇだろ。
それより前らはこいつらを解剖して情報を取るんだろ?
こんなことでいちいち怯えててどうする。
お前らはあの提案をした時にこいつらを取り押さえる方法を考えなかったのか?
こいつらがお前を恨んで襲ってくるとわからなかったのか?」



今までにないほど饒舌に話しながらリヴァイさんは威圧感を醸し出てナイルを見た。



ナイル「っ!ならリヴァイ。お前ならこいつら全員を取り押さえることができるというのか?
あのエレン・イェーガーの時と同じく。」


リヴァイ「俺ならできる。
生きたまま取り押さえるのでなく殺すことなら絶対だ。」





最後は裁判長に視線を移し言い切った。
実際に私を取り押さえられる事を示しているのだから裁判長は納得の表情をしている。




この後、さらにエルヴィンさんが先程にも述べた私たちが戦力になるということを強調しながら説明した。



そして裁判長が下した判決は、
調査兵団に私たちの身柄を託すということに決まった。




こうして裁判は幕を下ろした。




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