第5章 憲兵団と調査兵団
カカシ「は〜、あいつらは仕方ないね」
・・天姫はよく我慢している。あれだけ言われて襲いかからないとは…成長したね〜
先生嬉しいよ!
天姫「…先生。そろそろ限界です…」
・・・まだ?もうちょい本音出していい?
カカシ「耐えてくれ。それにな俺たちは解剖もされるつもりないから大丈夫。落ち着け」
・・極度に仲間が傷つくことを恐れるのは変わってないね。暗部を務めていた時は心を制御してたけど。
カカシ先生の言葉で私は落ち着きを取り戻した。
裁判長「では次は調査兵団エルヴィン。意見を述べよ」
エルヴィン「はっ!私ども調査兵団は彼らを有力な戦力と考え、壁外調査に参加してもらう。
彼らの忍術というのは巨人達に有効だということは彼らと遭遇した際に確かめています。
なので、私は彼らを調査兵団に入団させることを推奨する」
エルヴィンは話していた通り私達の力の有益さを話した。
後は安全性を証明しないといけない。
これだけでは憲兵に確実に負けるからだ。
なのでここからが私達の作戦の本番だ。
ナイル「エルヴィン、そいつ等は危険だ。化け物だ。
わかっているだろ?この壁の中にそんな危険なやつ等を置いておくわけにはいかない。そいつらは危険因子になっても戦力なんぞにはならないぞ」
そう言ってナイルは私に銃を向けた。
ナイル「今ならこいつらも動けない。処分するなら今だ」
天姫「私達はあなた達に攻撃をした覚えがないのに危険だというの?
それならこちらもそれ相応の態度で返すまでよ。」
そう言うとナイルは私に向って発砲した。
私は最小限の動きで弾丸を避けた。