第5章 憲兵団と調査兵団
裁判長に促されナイルは話出した。
ナイル「はっ!
私達憲兵はこやつらの身柄を確保したのちにその不思議な力の解明を最優先事項とし、解剖・実験を行い解明後には速やかに処分を推奨いたします。
特に葛之葉天姫の能力は危険ではあるが解明する価値はあると判断しました。」
私はその言葉に嫌気がさした。
天姫「…。」
・・・こんなことを考えるやつばっかりだな。大人は…私の能力にしか見ない。
…実験のモルモットのように扱われるのは久しぶりだな。
裁判長「ほう、それも一理あるの。では他の者は確保次第すみやかに処分するということかな?」
ナイル「そういうことになります。
うしろの、うずまきナルトという奴が使った分身の術というのも興味深いですが葛之葉も使えると書類に書いてあったので1人あれば十分だと考えています。」
私はそれを聞いてナイルを殺せそうな程の眼力で睨んだ。