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進撃の世界にまさか…!!!

第16章 『もう一度』




エルヴィン「相変わらずの仕事の速さだな。これで内地の貴族達から金を取れるよ。」



リヴァイ「そうだな」



エルヴィン「次の壁外遠征が活動の最後だろうな。天姫が加わってからは壁外での生存率も上がり巨人の謎を掴むこともできた。
今では巨人の数も減って人類の脅威となることはないだろう」


リヴァイ「ああ、あいつが殆どの危険を請け負ったからな。さらに生け捕りにすることも簡単になったおかげで研究も進んだ。」





そう、あれから七年のうちにこの世界の人間は大きな躍進を遂げた。



一つ目は巨人の謎を突き止め、巨人を無効かにすることが出来るようになったこと。

二つ目は壁外で暮らすことが可能になったこと。
これは巨人が嫌がる物質を発見できたことが大きかった。



これらの躍進のおかげで巨人の数を減らしつつ人間に近づけさせないようにすることが出来るようになった。

少人数ではあるが実験的に壁外で暮らしている人もいる。勿論、安全が保証されてるわけではないので私の分身を護衛に付けて暮らしてもらっている。

そして今度の壁外調査で壁周辺を見回り巨人の脅威は無いと判断できれば私達 調査兵団の役目は終わりだ。

今後の活動は壁外に拠点を置き、更なる土地拡大を目指す。




エルヴィン「天姫の働きによりここまでここ数年で上り詰めることができた。
あの時の壁外調査で彼らに会っていなかったら人類がここまで来るのに後どれほどの犠牲と年月が必要だったか…。」
・・感謝だな。


リヴァイ「そうだな。あいつが単独の特殊部隊として全班に伝達役兼特攻としての役目を請負い壁外調査の効率を引き上げたからな。」





エルヴィン団長は窓の外のウォールローゼを見つめ、リヴァイ兵士長は手に持つティーカップを眺めながら会話していた。



しばらく無言で時の流れに身を任せてていた。
その沈黙を壊したのはリヴァイ兵士長だった。
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