第15章 『嘘と別れ』
天姫「ナルト」
・・・ナルトで最後か…。これで私の任務は無事完遂だ。
ナルト「俺ってば天姫が従兄弟だって聞いて初めはビックリしたけどよ。やっぱ嬉しいってばよ!!
アカデミーの時にバカばっかりしてた俺と公園で遅くまで遊んだりしてくれた天姫で。」
私は話しだしたナルトを急かすことなく耳を傾けた。
ナルト「夕方になったら母ちゃんに迎えに来てもらってる奴らが羨ましかったってばよ。
でも、そん時に天姫が隣にいてくれたから俺ってば平気だったんだってばよ。
だから絶対に戻って来てくれ」
・・頼むから…
天姫「うん、戻るよ。時間はかかるかもしれないけど必ず。
だからもう行きな?皆が向こうで待ってる。
他の皆にも話してて。私が居なくなった理由。隠さなくていいから。
あ、でも暗部のことは秘密ね!最高機密だから!」
・・・まあ、カカシ先生が火影様に七班の皆が知ったってことは報告するだろうけどね。
私はそう言ってからナルトに前へ進むよう促した。
ナルト「約束だからな!!」
・・待ってるってばよ!!火影になって!!
そう言ってナルトも光の花へと入って行った。