第15章 『嘘と別れ』
ハンジ「おっと!解くなら解くって言ってよ!!
ビックリするじゃないか!!」
・・よかったね天姫
リヴァイ「ちっ、いきなりかよ」
エルヴィン「周りにそれほど数はいないみたいで助かったよ」
結界を解いたことで私たちに気づいた巨人は3体。
リヴァイさんが切りかかろうとしたところを私は引き止めた。
その代わりに私が前へと踏み出た。
天姫「任せて」
・・・もう準備万端!結構長い間じっとしてたからね、溜まってるんだよ。
そう言って踏みしめた地面から幾つもの植物の蔓を巨人へと向かわせた。
それらの蔓は巨人を絡め取り、捻り潰して行った。
天姫「よし、掃除完了。」
私はもう一度柏手を一つ、すると足元には直ぐに五芒星が浮かび上がった。
一度こちらに呼び寄せた歪の切っ掛けはそう簡単に消えてはなくならない。お陰で直ぐに準備を整えれる。
私はその五芒星に膝をつき、扇子と小太刀を並べた。
そしてハンジさんに止められた祝詞を歌い出した。
すると直ぐに私の身体は淡い光に包まれた。