第2章 ここは、壁の外
グチャ……
天姫「うー。くっさ!!巨人の口?
ここは…食道ぐらいかな…?とにかく何処でも同じやぁぁあぁぁ!!臭いーー!!」
・・・匂いも酷いけどこいつの中おかしい。内蔵筋がないのか?収縮とかが一切起きない。
とりあえず出るためにも近くの壁を切ってみた
ザクッ!
ぶしゅっ!!
シュゥゥ…
結果は外と同じで水蒸気を出して元に戻った。
天姫「まじかよ…。早くこんな汚いところから出たいのに………」
・・・体内も同じか。ぶち破るしかないな…。
私は目の前の壁、もとい巨人の体内の肉壁に触れた
天姫「うわぁ…生暖かい。キモい。
…、錬成陣展開。肉よ腐敗し、腐り落ちろ。ここに穴をうがて」
そういうと先ほどと同様に錬成陣が浮かび上がり手で触れた所から中心に一気に腐敗が進んだ
ボコッ…
ボロボロボロ…!!
私は空いた穴から外に飛び出した。
外に飛び出て自信を見てみると、巨人の体液と思われるものでベトベトになっていた。
天姫「うわぁぁ…きったな!くっさ!最悪だ……。」
・・・手袋だけでも付け替えよう。…早く洗い流したい…汚い…
私はポケットから新しい手袋を出して付け替えた