第15章 『嘘と別れ』
天姫「!!!!ハンジさん 何てことをしてくれるんですか!?!?」
・・・あと少しで神通力を身に定着させれたのに!!
ハンジ「君はその術をする前に話すべき事があるはずだろう?
そこのカカシを見て見なよ…あの顔を見ても話さないというのかい?
それに君の後ろの子たちにもね」
私はそう言われて見たカカシ先生の顔は青ざめていたが今は瞳に安堵の色が混ざっている。
ナルト達は意味が分からないようで何も聞いてはこないがその顔は私に説明を求めていた。
皆に知られないように送り還してから自分の事は自分でなんとかしようと思っていたのにハンジさんの乱入のせいで説明せざる負えない事になってしまった。
そして、この静かな沈黙を破ったのはカカシ先生だった。
カカシ「天姫 説明してくれるな?」
そう言って私の肩を叩いた。
その時に耳元で 「ナルトにもきちんと自分のことを話せよ 」と言って通り過ぎた。
私はその言葉に身体をビクつかせた。
通り過ぎたカカシ先生の背中を見て私は頭を抱えたくなった。