第14章 『必ず還すから』
そして、ナルト達に元の世界への帰りかたがわかった事を伝えるために私は皆のところへと向かった。
するとそこにはナルト達以外にエレン、アルミン、ミカサの3人もいた。
一瞬エレン達に話していいのかな?と考えたが どうせ帰れることになった ということしか言わないのだから知られても問題ないと思い無断だが言うことにした。
天姫「皆!ちょっと聞いて欲しいことがあるんだ!」
・・・勘付かれないようにだけ気をつけて言わないとだな。
サスケ「なんだ」
ナルト「なんだってばよー!」
サクラ「何かあったの?」
アルミン「どうしたんですか?」
声をかければその場にいた皆が私へと一気に視線を向けた。
天姫「ナルト達には前の壁外調査の時に帰り方の手掛かりみつけたって言ったでしょ?
その方法がわかったよ!」
・・・お別れまでのカウトダウンが進み出す。
ごめんね、嘘を付くことになって。
3人は勿論、その場にいたエレン達も驚きの表情を浮かべていた。
サクラ「それは本当なの!?」
天姫「うん。
原因となった忍術は私の一族に伝わるものだったの。だからこれは私の一族、葛乃葉一族の所為なの。皆のことは巻き込んでしまってごめんなさい。
でも、その術は私も使えるから皆を帰せるから!
私が一緒に飛ばされてたのは不幸中の幸いだった。」
ナルト「お前 世界を超えるような術使えるのかよ!!すげーな!!」
・・なんか少し違和感がある気がするってばよ。
…なんでだ?
サスケ「それはどうやるんだ?」
天姫「んー、簡単に言ったら 私たちがこちらの世界に来たところで私たちの世界へ繋がるゲートを術でこじ開けてそこを通って行くの。」
サクラ「なら、壁外へ行くのね」
サスケ「エルヴィンのやつがそう簡単に許可を出すとわ思えねぇぞ」
天姫「あ、それは大丈夫!もう許可はもぎ取ったから!」
笑いながらそう答えるとアルミンが唖然とした顔で質問してきた。