第14章 『必ず還すから』
翌日、エルヴィンさんから部屋に呼ばれた。
部屋に行くとエルヴィンさん、リヴァイさん、ハンジさんが揃っていた。
エルヴィンさんに私の考えを聞いたのだろう。
3人とも真剣な顔付きで部屋に入ってきた私とカカシ先生を見た。
天姫「答えは決まりましたか?」
エルヴィン「ああ、決まったよ。」
天姫「では 答えをどうぞ」
・・・これできっと壁外へ行くことは出来る。
エルヴィン「君達の壁外行きを許可しよう。
だが、直ぐには許せない。それなりの準備がいるそれは待ってくれ。
それと、行く時にはここの私、リヴァイ、ハンジ、そしてここには居ないがミケの四人が同行する。」
天姫「構いません。でも危険であることは重々承知されてますよね?
死んでも責任取れませんよ」
・・・私が逃げないようにか
リヴァイ「んなことは俺たちが一番知ってる。」
そういうリヴァイさんを見て私は「そうですね」とだけ言いった。
ハンジ「ねぇ天姫〜私たちがついた行くのは君が逃げないように ではないからね?
あんな紙まで出されて疑わないよ。
私たちは世界を超えるとこを見たいんだ!」
目をキラキラさせてそう言われた。
逃げないようにだと思ってた私は、自分が思っている以上にこの世界の人達から信頼を置かれている事に気づき胸が熱くなった。
私はハンジさんの言葉に「そうですか」とだけ小さく笑い 答えた。
これから壁外へ行くための段取りをエルヴィンさん、リヴァイさん、ハンジさんそしてカカシ先生の四人で話し合うそうなので私は部屋から出た。