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進撃の世界にまさか…!!!

第14章 『必ず還すから』





天姫「いや、だってこの国に残った時点で里では死亡したと見なされるだろうとわかってるので。」


カカシ「連絡が取れてる仲間を死亡扱いにはそう簡単にさせないさ」
・・慰霊碑に天姫の名前は刻ませないさ


天姫「…ありがとうございます。」
・・・うわぁ 凄い嬉しい…もう里の忍びでは居られないと思ってた




私は小さくだが相手に確実に聞こえる声でそう呟いた。




カカシ「で、方法はなに?」
・・はぁ、賢そうに見えるが天姫も中々の問題児だよね。重要なことを言わなかったりするし。


カカシ先生はニコリと笑ってそう聞いてきた。
なんだか少し怒ってるように感じて少し怖かった。


天姫「え、ああ。
私が使う術の中で食料やら武器やらを取り出す術があるのはわかりますよね。
あれって時空間忍術の一つで基本は時空天征に近いんですよ。
基本は術式から拠点となる所に置いてる物の出し入れができます。
で、その拠点が里にあるのでそこに手紙とかを置いて交換し合えば連絡はとれますよ。」



事もなげに私は身振りで説明をした。



カカシ「そんな手があったのか…。
お前言えよそれを!」

天姫「だって 里には居場所なくなると思ったので」
・・私は仲間にそして上司に恵まれたなぁ


カカシ「ならそれで術の事を調べたことを報告するのと、世界間での情報のやりとりだな。
連絡方法があるならお前がこっちに残ることをあいつらには話すのか?」


天姫「いえ、話さないです。
説得する時間も勿体無いですし。
なので連絡手段だけ戻ってから伝えて貰えれば嬉しいです」
・・・これだけでも感謝しか感じないよ。後悔もしなくてすむ。





そう言って ふわりと微笑んだ。


その後も少しだけ術についての説明を加えたり、今後について相談したから各自の部屋へと戻った。

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