第13章 『見つけた手掛かり』
その日の晩、私とカカシ先生はエルヴィンさんの部屋に来ていた。
部屋には私とカカシ先生、そしてエルヴィンさん、リヴァイさん、ハンジさんの計5人がいる。
話す内容は壁外で見つけた手掛かりについて。
エルヴィン「で、話とは?」
天姫「以前の壁外調査に同行させて頂いた時に見つけた 私達の元いた世界からの手紙についての話です」
エルヴィン「!?」
リヴァイ「!?」
ハンジ「ええーーー!!!何それ!!
見せて見せて!!!!」
天姫「もちろんです。 どうぞ」
私はハンジさんを飛ばしてエルヴィンさんに手紙を渡した。
エルヴィン「っ! これは…」
・・今戻られると戦力に大きな影響がでるな。
ハンジ「なんて書いてるの?」
ハンジさんが早く読ませろとずっと視線をエルヴィンさんに向け続ける中、本人はなんの意にも返さず読み続ける。
終わったタイミングを見計らってリヴァイさんが声をかけた。
リヴァイ「内容はなんだ」
エルヴィン「ああ。
内容は火影という人物からで、忍術の仕組みとそれの利用方法が記されている。」
ハンジ「その利用方法ってのはどんなの!?」
エルヴィン「天狐の神通力というものを宿してる者のみが使えるようだ。
そしてそれは葛乃葉 天姫 君だと。」
この解釈で合ってるかい?とエルヴィンさんに確認されたので私は静かに頷いた。
私は自分の口からも説明するために口を開いた。