第13章 『見つけた手掛かり』
エルヴィン「…忍術はそんな事も出来るのか」
・・その術を私たちも使えればよかったと本当に思うよ…。
天姫「何でも治せるわけではないですよ?
死んでる人には効きませんし」
リヴァイ「治るのか?」
・・医者には全治二ヶ月と言われていたが…
天姫「それぐらいなら私でもいけます」
エルヴィン「君はその医療忍術の使い手ではないのかい?」
天姫「使えるけど専門ではないですね。サクラの方が私の何倍もコレに関しては凄いですよ」
ニコリと笑いながら私は答えた。
その後は特に質問もされなかったのとリヴァイさんが割と術を受けるのに乗り気で直ぐに始めることになった。
早速近くの椅子に腰掛けて貰い足を出して貰った。
私はリヴァイさんの前に跪き 怪我の場所に手を重ねてかざし術を発動させた。
術で淡く緑に光のを近くから見ていたエルヴィンさんが感嘆の声を上げていた。
エルヴィン「…凄いな…!ここにハンジがいたら大変だったな。」
リヴァイ「…」
・・クソメガネがいなくて良かった。
天姫「はい、終わりです。どうですか?異常はないですか?」
エルヴィン「どうなんだリヴァイ」
リヴァイ「…ああ」
天姫「よかったです。これで明日からでも身体自由に動かせると思います」
エルヴィン「助かったよ、リヴァイの怪我は隊の士気に関わるからね」
そう言ったエルヴィンさんに「どういたしまして」と返して私はこれで失礼した。